バレエをやってきて思ったこと

名前でわかるかと思いますが、男でありながらバレエをやっていまして、もうすぐ始めて12年になります。これまで感じたこと、考えたことなどを書いていきたいと思います。

一つの記事だと長くなると思うので、分けて書いていきます。今回は特に思ったことについてまとめます。

 

 

まず、男の子がバレエをやっているのがおかしいと考えるのはやめましょう

 

いきなり何を話すのかと思ったかもしれませんが、いまだに「バレエ=女性」という認識の方が多くいます。悲しいことです。確かに女性のバレエダンサーはとても多いですよね。発表会や公演でも女性の出番が多いのは事実です。ただ、繊細で美しい女性の踊りと違って大きく激しい踊りで魅了し、女性と一緒に踊る際にサポートをする男性バレエダンサーの存在あっての舞台でしょう。

 

あの有名な熊川哲也さんも小さい頃にバレエを習っていることをバカにされていたそうです。私も小中学生時代にバカにされてきました。特に中学生の時は、親友に何回もバカにされて怒りが爆発し、喧嘩をしました。私の周りでも、バカにされたことが原因でやめてしまった子がいます。

 

近年、野球を習う子どもの数が減ったことで問題となりましたが、令和になった今でも、「とりあえず男の子は野球!サッカー!バスケ!」という考えがあるのでしょうか。海外のように様々なスポーツをやらせることのメリットは多いでしょう。いろいろな動きをさせることもできますし、そのスポーツに対しての偏見もなくなるかと思います。(バレエをスポーツと呼ぶのは微妙ですが)

 

みなさんの周りにバレエをやっている男の子はいますか? 別にバレエ男子の人数が減ってきているわけではありませんが、まだまだ女の子と比べてとても少ないので貴重な存在です!

今後バレエ男子が増えること、周りの方々が変にバカにしないことを期待します。